「オリエントステージ表参道」の外観。マンション群の中で、とりわけ明るいイメージを与えてくれます。1階はエントランスと駐車場。 居住者用のゴミ置き場も確保してあります。 最上階は「ペントハウス」風に一戸のみとしました。主張しすぎないオレンジ色がデザインの引き締め役。さらにバルコニーに設けた3つの「穴」もポイントです。雨などによる汚れが目立たず、出来るだけメンテナンスが不要な外壁材を選んであります。アプローチの様子。1階は白いラインで見た目に変化を付けました。これがないと平坦な印象に。 床のタイルは外壁タイルと色を合わせてあります。その白いラインは中まで続き、外からの印象と繋がります。右壁にある四角のパネルがオートロック操作板。デザインの一部となるよう意識しました。御影石のボリュームが高級感を出しています。反対側には、入居者用の郵便受けを設置。ガラスブロックで常に明るいエントランスに。1階奥には、全戸数分のトランクルームも設けました。 住む人がベランダなどに物を置かずにすみ、マンションの外観もいつもスッキリ。では、最上階の8Fから入ってみましょう。エレベーターを降りると赤いドアが正面にあらわれます。左のドアは外階段へと続きます。部屋に入るとすぐに開放的な空間が広がります。最上階ならではの日射しもひとり占め。2部屋あるうちのこちらは、リビングダイニング。左側には対面キッチンがあり、左ドアからは広いバルコニーへ出られます。視線を右にうつしてみると、奥の部屋が見えます。 横に長い間取りになっていて、開け放つとかなりの大空間。ダイニング側から奥の寝室を見ます。 右のガラスの入ったドアを開けるとトイレ、玄関。 その横の建具を開けると、収納スペースが現れます。 部屋の間に敷居がないため、伸びやかな印象に。縦の小窓があるのがキッチンです。オレンジのロールスクリーンは下までさがるので、生活感を出さずにスッキリと暮らせます。左奥のドアを開けるとはユーティリティ、浴室。 水回りを一箇所にまとめることで使いやすさもアップ。右側の明るいダイニングスペースは、いちばん居心地の良い場所になるかも。対面キッチンはロールスクリーンと同じ、爽やかなオレンジカラーに。外を眺めながらの料理は生活を楽しくしてくれることでしょう。 カウンターも重宝すること間違いなし。奥の寝室からリビングを見ます。 敷居のない戸は吊ってあり、開け閉めが軽いのが特徴。視線を窓側に向けると、ここにも大きな窓が。 東・南・西の3方向に窓をつけたので、1日中日射しが入り最上階ならではの開放感が得られます。反対側にはタップリの収納が。空いたコーナーに棚をつける配慮も忘れません。折り戸の収納を開けてみると、天井までの大容量クロゼットが。 この折り戸はそのまま左右に動かすことが出来ます。 室内を全体的に暖色カラーでまとめ、快適に暮らせる空間に仕上げました。下の階へ行ってみましょう。 最上階以外はグリーンのドア。 ワンフロアに2戸です。玄関には壁に埋め込まれた下足入れが。 上段のクロゼットは、上着や濡れたコートをかけるのにとても便利。こちらも対面キッチンにし、住む人のニーズに応えます。 要所に窓を設けてあるため、実際のスペース以上の広がりを感じることが出来ます。ビタミンカラーのキッチンが、部屋のセンスの盛り上げ役。 吊り戸棚は取っ手がないスッキリとしたデザイン。 下の戸棚は、タオルをかけて使えるようにあえて取っ手をつけました。キッチンから部屋を見た様子です。 左のガラスが入ったドアは、玄関への出入り口。正面外にはバルコニーがあり、外から見えた3つの「穴」はこの位置にあります。ちょっと他にはないデザイン。 奥は寝室です。寝室からリビング方向。この部屋も敷居をなくし、部屋と部屋のつながり感を出しています。収納扉を開けてみました。扉は、ベッドを置いたときにもスムーズな開閉ができる折り戸に。住宅密集地でありながら、明るさと快適さを両立し、さらにデザイン性と資産価値の高いマンションとなりました。